今回はちょっぴり専門的なお話になりますので、ご了承ください^^
「フェイロシャフル」
についての数理原理については、昔から研究・そして発表されています。
まず、フェイロという名の語源はフェイロという名前のゲームからきているそうです。
このゲームで使用されていた独特なシャフル。それが「フェイロシャフル」なのです。一枚一枚が完璧にかみ合う「パーフェクトフェイロ」、部分的にかみ合う「パーシャルフェイロ」などがあります。
この研究に尽くされた一人。有名なエドマルローはフェイロシャフルの応用例や原理を数々発表しています。
現在、映像で確認できるものは「カーディシャン」「レジェンド」のマルローのビデオでしょう。
このフェイロの原理を使うと、デックをシャフルしている間にセレクトカードや特定のカードを特定の位置に持っていく、つまりコントロールすることができます。それを使用したトリックもいくつか考案されており、様々な書籍で確認することが出来ます。
最近の書籍で言えば、「ロベルトジョビーのカードカレッジ3」でしょう。
こちらにも「フェイロスラフ・オフ」などの応用例もかかれています。
また、フェイロにおける基本数学原理も詳しく書かれており、非常に参考になります。
確かエルムズレイも詳しく解説していたような気がします。(今手元に資料が無いので、調べておきます。)
数学原理は実に色々なマジックに使われています。
例えば「ピアノトリック」においても、数学原理はうまく隠されてトリックの中に溶け込んでいます。
また、考案者は忘れてしまいましたが「カッティングジエーセス」にも誰かが応用して使っていたようなきがします。こちらも調べておきます。
とにかくフェイロシャフルというのは非常に興味深い研究内容であり、応用が非常に利くシャフルなのであります。
しかしながら、日本のマジシャンでフェイロシャフルを応用した手順を発表されている方はいるのかな?と思います。
シャフルなのに混ざったようにみえないのか?
はたまた日本人にはなじみの無いシャフルなので使わないだけなのか、原因は不明ですが、私の尊敬するマジシャンゆうきとも氏にはぜひとも作品を発表していただきたいなぁと思っているヘングなのでありました。
ちなみに私はフェイロシャフルを使用したマジックをひとつだけですが演じております。
これも機会があればおしらせいたしますね。
PS.最近はアクセス数も増え非常に舞い上がっております。いつも駄文しか書いておりませんが、ぜひとも皆様応援よろしくお願いいたします。
- 2006/07/19(水) 16:36:14|
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まずはゆうきとも氏のショートショートカメレオンについて紹介いたします。
「ショートショートカメレオン」現象: 予言のカードが四枚あります。カードを二枚引いていただきます。なんと!二枚のカードにあわせて予言が変化してしまうのです!!しかも・・・最後には、予言のカードのバックがすべて違う柄のバックに変化してしまうのです!!
裏面には
「特殊なカウントを使用した本格的なパケットトリックです」とかいてありますが、まさにそのとおり。
コメントにてU木さんやtakatoさんが書かれておりますが、フォールスカウントの練習にもまさに最適な商品なのであります。
私はこちらで使うカウントをミスティックファイブという作品で覚えたのですが、ゆうき氏自身が工夫されたカウントが使われております。
こちらの作品はまさにそのカウントの効用を最大限に発揮している作品です!
最後にバックが変わってしまうエンディングは予想だにしない結末です。
前回紹介させていただいた「クロスロード2」「ミディアムディール」及び、今回紹介させていただいた「ショートショートカメレオン」はフォーサイト様及びmMLショッパーズ様で動画をご覧いただけますので、ぜひご覧になってみてください。
「バーでのマジックとは」マジックバーでのマジックというより、ホテルのバーでの注意したい点を簡潔にまとめたいと思います。
あくまで静かにホテルのバーにいらっしゃるお客様は、殆どが会話をされにくるお客様です。バーテンダーとの会話や、お客様同士の会話です。そのため、バーテンダーはお客様の会話などを遮らない様、最小限に音を抑えて仕事を行います。独特のバーの雰囲気はそこからきています。
となると、そのなかでマジックを行うマジシャンもそうしなければいけないわけですが、「ステージマジック」は例外として、私の行っているクロースアップマジックも最小限に音を抑えなければならないのです。
例えばフラッシュコットンを使って火を出したとするならば、「音」では無く特殊効果によるものもお客様の会話を遮ってしまう可能性があるので要注意です。
ここが、ホテルバーでのマジックの一番気をつかうところでしょうね。
ただ、紳士的なお客様や、純粋にマジックを楽しんでくださるお客様が非常に多いので演じる側としては最適な場所のひとつでしょうか。
でもあくまでお客様はお酒が入っているお客様なので、中には挑戦的な方もいらっしゃいますが・・・。笑
明日はまたホテルのバーの担当者の方との打ち合わせです。
重要な打ち合わせになりますので早めに寝ようっと。
・・・ってもうこの時間ですが^^;
- 2006/07/13(木) 01:35:53|
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ルーティーンについてもう少しお話したいと思います。
ルーティーンを行う際の所要時間は皆さんどれくらいでしょうか?
私は状況によってもちろん変わりますし、お客様と今やろうとしているマジックの内容によって変化します。
そのなかで私自身決めている所要時間がありますので、ご紹介したいと思います。
まず私のルーティーンは10分前後になるように構成しています。
以前お話したかと思いますが、もうちょっと見たいな。と思うところでやめるのがベストなのです。 当然お客様によって感じ方が違うかも知れませんが、私自身(つまりマジシャン自身)がそのルーティーンの中に不思議いっぱいのエンターテイメントを作り上げることが出来たのなら、見てくださった客様は確実に「まだ見たい」と思ってくださると思います。
マジックについて少々勘違いされている方が多いようなので、少しだけ触れておきたいことがあります。とくにマニア全盛期の方に良く見られる現象です。
マジックは、一般のお客様から見て明らかに不思議であること。
なのは当然ながら知っていることと思います。その過程で重要なのは、怪しい動作が全くないように見える。と言うことなのですが、これはマジシャン側に明らかに負担が少なく演技に力を入れられることが鍵となってくると思います。
私は技巧派反対ではありません。もちろん難しい技法を使わない。ということでもありません。
それはマジシャン一人一人のスタイルでもありますし、お客様がそれを望んでいる場合があります。
しかしながら、マニア全盛期の方は意味もわからず難しい技法を使ってみたりしていることが本当によくあります。
確かにマジックの楽しみ方は人それぞれ違いますが、マジックの根底にある、つまり基本は「お客様」相手だと言うことです。
これをマニア全盛期の方は忘れがちだと思われます。
マニア同士でやるのは問題ないかと思いますが、お客様相手にするときはいかがなものかとおもいます。
少なからずお客様は気づいています。
マニア全盛期とあえて書きましたが、このような時期があるということは必ずや抜け出せるときがきます。このブログを読んで頂いて気づいてくださった方がいるのであれば私は本当に嬉しく思います。
今回のブログを書いていて、書きたいことがたくさん出てきました^^
毎回軽く書こうと思いながらも、ちょっと重い雰囲気になってしまいます^^;
次回は「技法はすべてに意味がある」ということを議題にお話したいと思います。
- 2006/04/05(水) 23:48:37|
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今回はルーティーンについてのお話を書いてみたいと思います。
このお話は私の「カードマジック」に対するルーティーンの考え方であります。
皆さんにとってのルーティーンとは何でしょうか?
私にとってルーティーンとは、「マジックをより一層不思議に見せる重要な段取り」だと考えます。これは本当に一般的な意見なのでしょうが、これを意識してルーティーンを組んでいる方ははたしてどのくらいおられるでしょうか?
ルーティーンの私なりの組み方を今回紹介したいと思います。今回は私のルーティーンの中のパケットトリックではなくワンデックを使ったルーティーンの一例を取り上げます。
・カードマジックをはじめるにあたって、使う特定のカードを取り出す。
私はフォアオブアカインドを使ったマジックが好きなので、まずは4枚のカ ードを取り出すところからはじめるのですが、最終的に四枚のカードが揃う マジックを行います。ここはあまり長くなってはいけません。
・その四枚のカード(または取り出したカード)を使ったマジックを行います 。このルーティーンの場合、私はコレクターを行っています。
・このあと四枚のカードとセレクトカード3枚を使ってインターレイスドバニ ッシュを行います。
という流れのルーティーンです。テーブルホップなどにはよく使用する中のひとつのルーティーンです。
さてお気づきになられたでしょうか?
そうです。最初に出現させた四枚のカードは、演技の最初から最後まで使用しています。
これはマジックの流れを壊さないということもありますが、マジックが単発で終わることを防いでいます。
私のルーティーンには二つの考え方があります。
ひとつは上記にもあげたような流れるようなルーティーン。
もうひとつは、やりたいマジックをつなげて行うルーティーンです。
後者で気をつけなければいけないのは、カード当てを連発しない、同じようなマジックを何回も繰り返さない。2つに共通することは、やり過ぎない。と言うことです。
マニアの初期に良く見られる、「見せたい病」がありますが(これはいつかこのブログでも取り上げてみようかと思います。)これをやってしまえばどんなに華麗にマジックを行ったとしても、そのマジックは失敗と言うことになりうります。
つづく・・・・・・ 明後日更新します^^
あえて途中でとめてみます笑
- 2006/04/03(月) 22:51:32|
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本日は友人の結婚式でとても良い気分のヘングです。しかしながら出費がこれまた痛いです^^;
今回はパケットトリックにもっとも使われる技法の「カウント」についてお話してみたいと思います。
よく使われるものとしては「エルムズレイカウント」「ヨルダン(ジョーダン)カウント」の2つに代表されるでしょう。
カウントは使う方によってグリップのちょっとした位置が変わってしまいます。例えばピンチグリップにおいても、右手で持つ方や左手で持つ方がいらっしゃいますし、持ち方も再度中央で持つのか、はたまた、手前コーナー側を持つのかによって差も出てきます。ちなみに私は右手にピンチグリップで持ち、コーナーをもっています。
さて、ここでちょっと考えてみましょう。
まずは、カウントの意味を知らなければなりません。実際はリバースカウントしているようにみせ、なおかつ枚数を数えているように見せなければならないのです。
私が見てきた中でこんな方がいらっしゃいました。
エルムズレイをするとき1枚目はいいのですが、次のスイッチのときにスイッチしたカードを最初と違う指にホールドしてしまうのです。
これでは、普通に数えているように見えないどころか、かなり露骨で不自然です。普通にリバースカウントしたらそうはなりませんよね。
あくまで、数を数えているように見えなければならないのに自分から怪しいことをしています。と宣言しているようなものです。
次にヨルダンカウントですが、エルムズレイとはスイッチの位置が異なるためか全くリバースカウントをしているように見えない方が私の見てきた中にいらっしゃいます。これも自分からのカミングアウトと言いましょうか、本当に不自然です。
エルムズレイにしろヨルダンにしろカウントは、すべてはナチュラルに、そして端から見て、ただ数えているように見えなければならないのに、不自然な動きしかしていない方はただの練習不足といえます。
本当にテレビやショーを見ていると、悲しくなるときがあります。
先人達が創りあげてきた素晴らしい世界をドンドンつぶしていっています^^;
私たちはもっと素晴らしいマジックの世界を創らなければいけないばかりか、もっと発展させなければならないと思うのであります。
次はパケットトリックについてのお話をまた^^
- 2006/03/18(土) 22:14:31|
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