今回は技法について少しだけ詳しく書きますが、マジックを演じられている人しかわからないような内容なのでまぁ大丈夫かな^^;
まず、私のサークルでも取り上げていますが今回お話するのは
「
デックでのダブルリフトとパケットでのダブルリフトの違い」
です。
まずダブルリフトの一番の問題は、ターンノーバーする前の
ゲットレディつまり準備ではないでしょうか。親指を使って一旦ブレイクをつくってからターンノーバーする方が見られますが、これはあまりよくないと思います。なぜかというと、まず皆さんは一枚だけデックにターンノーバーする際にこれと同じことをするでしょうか?もちろんしませんよね。
これでは明らかに「
何かやった」という印象が必ずつきますよね。
ここで色々な方法を使うことによって、この怪しい動作をカバーすることが出来ます。
まずは、
アラートンムーブと呼ばれる技法です。この方法は名前はあまり知られていませんが、使ってらっしゃる方は非常に多いと思います。やり方は何種類か(やる人によって多少違う)ありますが、この技法の利点はブレイクが容易に作れるということではないでしょうか。
次は
ピンキーカウントによるブレイクです。これは多少練習が必要ですが、あらゆる場面に役に立つ有用な技法だと思います。
そして、ダロー氏のビデオにも解説されている
サムカウントによるダブルリフトですが、これは私はどうかな?と思います。しかしながら、ダロー氏がやると自然に見えるのはミスディレクションが効いているのはもちろんのこと、演技自体に溶け込んでいると言うことです。
他に色々な方法がありますが、私が頻繁に使っているのは、アラートンムーブです。この方法が現象自体に不適切でない、もしくは、使える状況にないときは、
ピンキーカウントおよび
バックルブレイクという技法を使用します。
次にパケットによるダブルリフトでは、私は「
ダブルプッシュオフ」と言う技法を使用します。これはハーマンの技法でとても有用な技法です。もっともこれは4枚ないし5,6枚のパケットにしか通用しないのですが、パケットトリックには最適な技法と言えます。
パケットの一番上のカードをひっくり返すときみなさんはどうなるでしょう?実際にやってみてください。かならずちょっとだけファン状に開きませんか?
そうです。ここがパケットとデックのダブルリフトの違いなのです。つまり普通のゲットレディ(一番最初の悪い例)は使えないと言うことになります。
ですからパケットにもっとも適切なのは、バックル・プルダウン・ダブルプッシュオフの三つに代表されると思います。
割と理論的な内容になってしまいましたが、この違いがわかっているかわかっていないかでは格段の差がでます。
ここまでマジックと付き合ってきたのですから、もっと細部にまでこだわってマジックと向き合いたいものです。
毎回言っていることですが、これはあくまで私の個人的意見です。
私はこういう考えです。ということがありましたらお気軽にコメントかメールにてどうぞ^^
- 2006/03/14(火) 15:14:44|
- カードマジック
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